・[#IMAGE|c0002845_1364948.jpg|200506/21/45/|left|143|97#]原題:L' UCCELLO DALLE PLUME DI CRISTALLO THE BIRD WITH THE CRYSTAL PLUMAGE 監督:ダリオ・アルジェント 1969/イタリア/西ドイツ ほとんど落ち込むことが無いご陽気な性格だけど いろいろと凹むことが重なって、めずらしくちょっと落込んでる 昔から、嫌なことがあったり、ストレスが溜まったりすると怖い映画を見る癖があって もともと、ホラー映画は怖いくせに嫌いじゃないから 普通は「泣く映画」を見て、思いっきり泣いて、すっきりするんだろうけど 私は、それだと、一段と落ち込んでしまうのです 思いっきり、大声出して、物壊して、ストレス発散すると気持ちいいんだろうね でも、それは無理だし だから、こわーい映画見て、心の中で叫ぶと いろんなことが抜けてってスーッとするんだと思う たぶん 自分でも良く分からないけど 落ち込み具合によって見る映画が違うといのが自分でも笑ってしまうけど 少々の落ち込みだったら 普通の殺人ものよりちょっと過激かな~くらいで大丈夫 中ぐらいだと このダリオ・アルジェント かなりな落ち込ちだと ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」 ゾンビを見たのは何年前だろう 「ゾンビ」見ると、凄くすっきりする ゾンビものが好きというより、このロメロ監督のゾンビが好き 初めてこれ見た時、まだ10代で たまらなく怖いんだけど止みつきになる不思議な感じを覚えた 屑のように人の肉体を扱いながらも 極めて明瞭に人間の「生」を描いている ホラーだけど、奥が深いの でも、本当にゾンビがスクリーンから飛び出しそうで 殺しても、死なないんだからさ。そりゃ怖いよね(笑) その「ゾンビ」、去年デジタルニューマスターが出たみたいで そのうち買う予定。 ビデオだとすごく映像が悪くてだめ [#IMAGE|c0002845_14135762.jpg|200506/21/45/|left|92|138#]ダリオ・アルジェントは昔から好きで この「歓びの毒牙」で養われた独特の映像美 「シャドー」や「フェノミナ」で奏でるゴブリンの大音響 どの作品にも推理を取り込んでいて 二転三転する犯人像やどんでん返しを存分に堪能できるところが良い このての映画はともすると、犯人があやふやで、すっきりしないものが多いんだけど 彼の映画はきちんと犯人を教えてくれるから それにとてもセンス良いの。インテリアだとか、俳優が着てる服だとか さすがにイタリア人 特に「サスペリア2」はかなり好きかも この「歓びの毒牙」も上級です なんたって撮影はヴィットリオ・ストラーロだからね |